人間の平均身長はおよそ175センチメートルですが、たとえば76メートルの大きな木や、15万立方メートルもの巨大な洞くつなど、世界にある壮大な自然と比べるとかなりちっぽけな存在だということが分かります。
ビルから動物、滝まで、世界中の巨大なものについて知ることで、ものの見方が変わるかもしれません!
セコイア、世界最大の木
セコイアは世界最大の常緑針葉樹で、特にシエラ・ネバダ山脈で見ることができます。セコイアは平均して高さ76メートル、幹の直径は8メートルほどに成長します。しかし、中にはもっと大きな木もあります。
シャーマン将軍の木は地球上で最も大きな木で、高さ83.8メートル、その最大直径はおよそ11メートルほどもあります。2番目に高いのはグラント将軍の木で、高さ81メートル、直径およそ9メートルにも及びます。さらに驚くことには、セコイアの中にはなんと、3千年まで生きられるものもあるのです!
ジャックフルーツ、54.5キログラムもの重さに
果物の中には意図的に大きくなるように栽培されているものもありますが、ジャックフルーツは事実上、世界最大の大きさを誇る果物で、大きさはおよそ60センチメートル、重さはなんと50キログラム以上にもなります。この果物がなる木自体も、高さおよそ9メートルから15メートルに及びます。樹齢にもよりますが、年間200個~500個もの実をつけると言われています。
ジャックフルーツの果肉は甘く、ジャコウのような香りがしますが、缶詰にすると肉のような食感になることから「ベジタブル・ミート(野菜肉)」とも呼ばれています。さらに、ジャックフルーツは鶏肉や豚肉のように細かく切ることができるため、代替肉としても使われています。
桁違いの大きさを誇る洞くつ
ベトナムにあるフォンニャ=ケバン国立公園を探検すると、世界最大の自然洞くつに出くわすかもしれません。ソンドン洞は、大きさおよそ3,815万立方メートルを誇る巨大な洞くつです。
ソンドン洞は、世界で2番目に大きい洞くつのおよそ2倍もの大きさで、200~500万年前に可溶性石灰岩からできたものだと考えられています。洞くつ調査を専門とするハワード・リンバートは「世界中にあるどんな洞くつでも、このソンドン洞の中にすっぽりおさまってしまうほど、このソンドン洞は桁違いに大きいのです。」とCNNトラベルに語っています。
絶滅してしまった巨大な鳥
今日、世界で最も大きい鳥はダチョウです。しかし、およそ600万年まえにかつてアルゼンチンで生息していたとされるアルゲンタビスは、ダチョウなどとは比べものにならないほどの大きさでした。現在は絶滅してしまったこのアルゲンタビスは、翼開長が6.5メートル、嘴(くちばし)から尾羽の先端までの体長は3.5メートルにも及ぶと考えられています。
アルゲンタビスは、ジャイアント・テラトルンとも呼ばれ、背丈は1.5メートルに達していました。ワシのような嘴を持ち、大型のげっ歯類やアルマジロ、ナマケモノなどを捕食していたようです。おそらく、空高くから獲物に向かって急降下し、着地することなく嘴で掴んで、そのまま飲み込むことができたと推測されています。ただ不思議なことに、卵の大きさはダチョウの卵よりも小さかったようです。
世界最大の砂漠:南極大陸
信じられないかもしれませんが、世界最大の砂漠はサハラ砂漠ではありません。そう、それは南極の砂漠です。NASA(米航空宇宙局)によると、南極大陸には雨や雪が滅多に降らないため、厳密にいえば「砂漠」だと分類されています。雪が降ると、氷がシート状に固まって「極砂漠」を形成します。
南極の砂漠はおよそ1,400万平方キロメートルにわたります。ロンネ棚氷から南極点まで合計1,050キロメートルを歩いて横断する人もいます。これは、1日におよそ16キロメートルほどしか進めないため、およそ65日かかります。つまり、あなたの一生をかけても南極大陸のすべてを横断することはできないのです。
世界最大の花は寄生植物
世界最大の花は、ラフレシア・アルノルディイと呼ばれ、スマトラやボルネオなどのインドネシアの森林に自生しています。大きさはおよそ90センチメートル、重さおよそ7キログラムにまで成長することがあります。変わったところと言えば、この花は寄生性の植物だということでしょうか。
ラフレシア・アルノルディイには茎や葉、根なるものがありません。他の植物の茎などくっついて、吸血鬼のように水分や養分を吸い取っているのです。この花の香り?良くありません。腐った肉のような臭いを出し、虫をひきつけ、受粉を助けてもらっているのです。
世界最大の落差を誇る滝、実は海中に存在する
信じられないかもしれませんが、世界で最も落差の大きい滝は実は海中にあるのです。デンマーク海峡にあるその滝はおよそ3,500メートル、つまりほぼ富士山と同じくらいの落差があります。一方、地表にある最も落差の大きい滝は979メートルの落差を誇るベネズエラのエンジェルフォールです。
デンマーク海峡の滝は、温度や密度の異なるために発生しています。冷たい海水は暖かい海水に比べて密度が高く重いため、冷たい海水が海の底側に流れ落ちていくのです。水量はおよそ500万立方メートルで、ヴィクトリアの滝の3倍の体積を誇ります。デンマーク語やノルウェー語では、「グリーンランド・ポンプ」とも呼ばれています。
世界最大の動物は未だに生息している
歴史上のすべての動物を比べても世界最大となるその動物は、なんと現在も生息しています!シロナガスクジラは、体長およそ30メートル、尾びれの幅は7メートルにまで成長します。しかも、体重は190トンに達します。
シロナガスクジラは象で言えば40頭分、人間で言えば2,670人分に相当します。2015年、アメリカの公共放送サービスPBSは、研究者がシロナガスクジラの心臓の大動脈の内側にうずくまっている映像を投稿しました。一度の心拍数でおよそ220リットルもの血液が全身に送り出されていたはずだと言います。
世界最大の像には博物館が
世界最大の像は、インドのグジャラート州にあり、「統一の像」と呼ばれています。インド建国の父の一人とされ、初代副首相を務めたヴァッラブバーイー・パテールをかたどったもので、高さ182メートルを誇ります。これは世界で2番目に大きい像「魯山大仏(128メートル)」よりもはるかに高い像です。
この像の建立プロジェクトは2010年に始まり、完成までにおよそ480億円もの費用がかかりました。広さ12平方キロメートルの人造湖に囲まれたサドゥ・ベト島に建てられているため、宇宙からでも見ることができるようになっています。そして、像の内部は博物館になっているため、一般の人でも入ってみることができます。
世界最大の渦巻に巻き込まれないように!
ノルウェーと北極圏の間に位置するモスケンの大渦巻(メイルストロム)は、世界最大かつ最強の渦巻です。海峡の真ん中に位置するこの渦巻は、幅150メートルにも及びます。2番目に大きい渦巻は、メイン州のオールド・ソウにあるもので、その幅は76メートルほどです。
最も満潮を迎える3月には、モスケンの大渦巻は最も強力で恐ろしいと言われています。この時には海水は1日に4回以上渦巻に流れ込み、その速さは時速37キロメートルにも及びます。そのために海峡の幅が広くなったり狭くなったりするのです。
世界最大の生物とは…
地球上で最も古く、最も大きい生物は、オレゴン州マルール国有林に自生しています。クジラよりも大きく、その面積は1,500エーカー(6平方キロメートル)にも及びます。それは、キノコの一種で、オニナラタケと呼ばれています。
地面の外に見えているのはキノコの頭ではありません。これは実は、菌糸体と呼ばれる、長いキノコの一部なのです。オニナラタケは8,650年もの間、根状菌糸束と呼ばれる網のような繊維状の根を土や木に広げ、秋になると地面の上にその一部を出します。ある研究では、この同一キノコの菌類が112本以上の木の内部に存在することが確認されています。
世界最大の湖は海?!
「湖」を内陸にある海と繋がっていない水域だとすると、世界最大の湖はカスピ海です。世界最大の内陸水域であるカスピ海は、広さ37万平方キロメートル、水量はおよそ7.8万立方キロメートルにも及びます。この湖は非常に大きく、北東部をカザフスタン、北西部をロシア、南西部をアゼルバイジャン、南部をイラン、東部をトルクメニスタンと、5ヶ国と接しています。
カスピ海を横断するフェリー便も就航していますが、目的地に到着するまでおよそ3日~5日かかります。湖の広さは世界最大ですが、海水と比べると、その塩分濃度はわずか1/3ほどしかありません。
山より高い高層ビル、てっぺんまで上がってみる?
高所恐怖症であれば、ドバイにあるブルジュ・ハリファのてっぺんには行かない方がいいでしょう。これは高さ828メートル、163階建ての世界で最も高い高層ビルです。そこら辺の山よりも高いのです。
このコンクリートの高層ビルは2004年に建設が始まり、2009年に完成しました。これは、石油を基盤とした経済を多様化するため、多くの企業を都市に参入させようと計画された「ダウンタウン・ドバイ」と呼ばれるプロジェクトの一環として建設されました。設計者のエイドリアン・スミスは、イスラム建築と韓国はソウルにある豪華な高層ビル「タワーパレスIII」に着想を得て設計したと説明しています。
生物が作り出した世界最大の構造物
生物が作り出す世界最大の構造物は、高層ビルなどの建物ではありません。それは、およそ2,300キロメートルにわたるグレートバリアリーフです。これは微小なサンゴポリプが無数に集まって炭酸カルシウムを分泌し、それが硬化した後、サンゴ礁になったのです。
グレートバリアリーフはオーストラリアの北東部海岸にあり、その規模は世界最大です。1981年、ユネスコにより世界自然遺産として登録され、世界の自然七不思議のひとつとなっています。411種類以上の造礁サンゴ、134種類ものサメやエイ、30種類もの海洋哺乳類、さらに世界でも絶滅の危機に瀕している7種類のカメのうち、6種類がこのサンゴ礁で生息しています。
世界最大の家、やはり高層ビル
世界最大の家は、27階建ての高層ビルです。この家はポルトガルとスパインの近くにあると言われた幻の島にちなんで、「アンティリア」と名づけられました。この個人宅は広さおよそ37,000平方メートルあり、168台分の車庫、50席を収容する劇場、9基もの高速エレベーターがあります。
インドのムンバイにあるこの家は、現在、億万長者のムケシュ・アンバニが所有し、2012年からここで生活しています。2020年5月現在、この家の資産価値はおよそ2,500億円とも言われており、バッキンガム宮殿に次ぐ価値を有しています。
世界最大の昆虫、手のひらにおさまらないほどの大きさ
これまでに生存した世界最大の昆虫はトンボですが、先史時代を生きた巨大トンボは、現在私たちが見ることのできるトンボとは比べものにもならないほどの大きさでした。メガネウロプシスは70センチメートル以上、体長は40センチメートル以上もありました。これはアメリカンテリアなど、中型犬とほぼ同じくらいの大きさです。
巨大トンボは鳥や恐竜が進化する前から空を飛び回っていました。今日のトンボとは全く異なり、オオトンボ目と呼ばれる別の種に分類されます。科学者らはメガネウロプシスがどのようにしてこれほど巨大化したのかについて未だに議論を続けていますが、大気中の酸素レベルが高かったからではないかという説もあります。
世界最長の橋、渡り終えるのに2時間かかる
現在、丹陽-昆山特大橋は世界最長の橋として記録を保持しています。これは中国の上海と南京を結び、湖や田んぼ、川などの上を通っています。全長164.8キロメートル、幅9メートルで、渡り終わるのに2時間近くかかります。この橋が架けられる前には、上海から南京まで行くのに4.5時間かかっていました。
丹陽-昆山特大橋は高架橋で、橋を支えるために一定距離ごとに柱やアーチが必要となっています。世界で2番目に長い橋は台湾にある彰化-高雄高架橋で、長さは157キロメートルあります。
世界最大の飛翔動物は飛行機のよう
世界最大の鳥の翼開長は6.5メートルですが、史上最大級の飛翔動物の翼開長は11メートルに及びます。それはケツァルコアトルスと呼ばれる翼竜です。体長は11メートルほどで、体重は250キログラム、飛行機とほぼ同じくらいの大きさだと考えられています。
まだケツァルコアトルスについては、謎が多く残っています。水上を滑空しつつ魚を捕食していたという説から、地上を歩いて小動物を捕食していたという説まで多岐にわたっています。しかし、専門家の間では、ケツァルコアトルスは時速130キロメートルもの速さで飛ぶことができたのではないかと言われています。
およそ24.5キロメートルに及ぶ世界最長のトンネル
世界最長の地下トンネルはラルダールトンネルと呼ばれ、ノルウェーのラルダールとアウルランを結んでいます。全長は24.5キロメートルで、毎日2,000台以上の車がこのトンネルを通過しています。
トンネル内には照明が設置されていますが、それでもかなり暗く見えます。1995年に着工し、総額128億円ほどの費用をかけて2000年に完成しました。ここを通過するにはおよそ18分間ほど、暗闇の中を運転することになります。恐ろしいことに、このトンネルはまったく安全だとは言えません。
山ほど高い一枚岩
世界最大の山については聞いたことがあるかもしれませんが、世界最大の岩はどうでしょうか?世界で最も大きい一枚岩はウルルです。エアーズロックという名前で広く知られています。オーストラリアのノーザンテリトリーにあるこの砂岩は、比高335メートルを誇ります。
奇妙なことに、ウルルは山(標高300メートル以上)と見なされるほどの高さがありますが、1つの砂岩からできているために山ではありません。ウルルは世界遺産に登録されており、周辺には温泉や洞くつ、泉、先住民ピチャンチャチャラによる古代壁画が残されています。
ポケモン捕まえた?!
このヒッコリー・ホーンド・デビルは、本当はポケモンのキャタピーに違いありません。どうやったらイモムシが12.5cmほどにも大きくなるのでしょうか。夏にこんな巨大なイモムシが木を登っているのなんて、絶対に見たくありません!幸い、一般的に生息しているのは北アメリカ大陸の最南部あたりなので、そこに住んでいなければこのイモムシを見ることもありません。
このイモムシはずっとこの大きさを保つわけではないようです。イモムシの時期を過ぎると、立派なリーガル・モスという、これまた大きな蛾になるのです。
信じられないほどの大きさ!
穏やかな一日を想像してみましょう。仲間と一緒に釣りに出かけて、ビールを片手に楽しんでいます。そこに写真のようなものが船の隣に現れたら、一瞬、大きな潜水艦か何かだと思うでしょう。あなたがビールを飲み過ぎてしまったわけではありません。船の3倍もの大きさのシロナガスクジラが船の横にきたのです。
オスのシロナガスクジラは体長29.9m、体重およそ150トンにまで達することがあります。シロナガスクジラは記録上、世界で最も大きい海洋哺乳類です。とりあえず、みんなボートから下りないようにしましょう!
ピーター・コットンテール、人気のペット
家の中で、ペット用のフレミッシュ・ジャイアントうさぎをぴょんぴょんと飛び跳ねさせることができるなら、もう犬なんて飼う必要はないかもしれません。このウサギの前足は中型犬のボーダーコリーと同じくらいの大きさです!こうして抱えられて写真を撮られるのを少し嫌がっているようにも見えますが、一般的にこの種のウサギは大人しくて我慢強いため、ペットとしても人気なようです。
体重がおよそ7キロ、体長120cm超のフレミッシュ・ジャイアントうさぎは、ペットにするには完璧な大きさです。家でまったりと映画でもみようとするときに、この大きなウサギが膝の上に跳びのってきても構わないというのであれば、飼ってみるのも一案かもしれません!
ヤシガニVS犬
どろぼうガニとも、ヤシどろぼうとも言われるヤシガニですが、面白いことに、実はカニではなく、陸生ヤドカリの一種なのです。一般的なヤドカリが人の手のひらサイズであることを考えると皮肉なものですが、ヤシガニは体重が4キロほど、足を広げて測ると30.5cm以上にまで大きくなることもあります。これは算数の先生がよく持っているものさしと同じくらいの大きさです!
幸い、ヤシガニは人口の多い地域では滅多に見られません。
翼のあるキツネ?コウモリ?
ブラム・ストーカーが執筆したドラキュラこうもりそのものと言えるかもしれません。ただ、152cmもある翼をとってしまうと、このオオコウモリはこうもりというよりはむしろキツネのように見えます。キツネ色の毛に、突き出た鼻や耳までキツネにそっくりなのです。
英語での名前はフライング・フォックス(飛ぶキツネ)ということからも、名前をつけた科学者らも、オオコウモリがキツネとそっくりだと考えていたのでしょう。残念ながら、密猟者に捕獲されたり、人間が主食となる果物を取ってしまったせいで、このオオコウモリは絶滅の危機に瀕しています。
赤ちゃんミナミスナガニ、小っちゃくてかわいい!
なんて小っちゃいのでしょう!これまでにビーチで、こんな小さい生き物を一体何匹踏みつぶしてきたのかなんて、考えたくもありません。特に、一日のうちに何度でも周りの色に合わせて体の色を変えられるため、これまでにまったく存在に気づかなかったとしても不思議ではありません!
ミナミスナガニは一般的な浜ガニです。つまり、海ではなく、砂浜で生息しているのです。こんなに小さい口で一体どれだけ食べ物が入るのか分かりませんが、おそらく食べるのにも時間がかかることでしょう!
木の王様
もし森の中でこんな巨大な木が、誰もいないときに倒れたとしたら…?多分、ものすごい地鳴りがするでしょう!直径およそ9m、高さが115mにもなるこの巨大な木が倒れるとしたら、「ズドーン」とでもいった、それはそれは大きな音をたてることでしょう。
レッドウッドは地球上でも最も古くから存在する木の一種で、樹齢は1,800年以上にもなります。そんなに長く生きていようものなら、誰だって木になってしまうかもしれません。この美しい木はカリフォルニア州北部やオレゴン州で見ることができます。
巨大な錨は船の安全のため
さて、この巨大な錨を海面に下ろすのに、何にもぶつかりませんように!30トンもの重さを持つ錨ですが、これを吊るすチェーンの輪もそれぞれが220キロもあります。恐ろしい考えですが、こんな重いものが誰かの頭上にでも落ちてきたなら、形も何もまったく残らないことでしょう!
海中と海面で潮流スピードが異なるため、船にこんな巨大な錨が必要なのも納得です。船が海を流されてしまわないように。
マウンテンと夫人
ハフソー・ユリウス・ビョルンソンは、人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のマウンテン役でも知られていますが、プロのストロングマン選手です。身長206cm、体重およそ200キロという巨体のため、隣に並ぶ人を誰でも小さく見せてしまいます。この写真で隣に立つ夫人、ケルシー・ヘンソンも例外ではありません。さらに、写真の背後に写っている男性も(少しばかり離れているとは言え)かなり小さく見えます。
ビョルンソンが小さなケルシーを抱きしめるときには、押しつぶさないように気をつけているに違いありません。
米粒よりもずっと小さいもの?!
そう、この写真に写っているのは、極小のコンピューターです。あまりの小ささに笑ってしまうほどです。この極小のコンピューターの隣に置かれ、大きさを比べるために使われているのは、なんと米粒です!正確には米粒はおよそ5~7mmの大きさですが、このコンピュータ-は0.33mmというのですから、まったくもって信じられません!
どうやったら、こんな小さなものを無くすことなく保管しておけるのでしょうか。これを管理している人でさえ、絶対どこに置いたか分からなくなるに違いありません!
ライオンのたてがみクラゲの針
「ファインディング・ニモ」のマーリンは、普通のクラゲと同じく、この「ライオンのたてがみクラゲ」の針にも刺されたことがあるのでしょうか。ライオンのたてがみクラゲは36.5mにまで成長することもある、世界で最も大きいクラゲです。
どんなに海が大好きでも、この巨大なクラゲのかさと長い触手に出くわそうものなら、それこそわき目もふらず必死になって岸まで泳いで戻ることでしょう。ただ、この巨大な海洋生物は人に害を及ぼさないと言われています。少しホッとしますね。
アナコンダは、誰の手にも負えない
絶対ムリ!手に負えません!南アメリカの人はみんな、アナコンダが生息するありとあらゆる場所から逃げなければなりません!アナコンダは、7.6mの長さにまで成長することもある巨大なヘビで、その筋肉は250キロにもなります。このヘビはあまりにも巨大で、ワニにさえ勝るとも劣りません。手に負える代物ではありません。
アナコンダは、陸よりも水中の方が動きが俊敏であると言われていますが、それでもこの巨大なヘビの写真をインスタグラムにあげたいという理由だけで、ヘビの頭の方に近づきすぎではないかと、見ていて心配になってしまいます。
泳ぎに行こう!
たとえ人間に危害を加えることはないと知っていても、もし海で泳いでいるときにこんな巨大なオサガメに出くわしたら、びっくりしてしまうことでしょう。なにしろ、2m近くまで成長し、体重といえば700キロ近くもあるのですから!近くにいてホッとするという種類の生き物ではありません。
ウミガメといえば、緑色でかわいくて固い甲羅があるイメージですが、それとは全く異なっています。こんな巨大なオサガメを自然の中で目撃しようものなら、確実にぎょっとするとは思いますが、それでも一生に何度あるか分からないほどの貴重な体験には違いありません。
どうやって食べようか、思案中
さて、先ほどの巨大なカメよりも、この赤ちゃんガメの方がかわいいと思えますが、それはこのカメが、人間がチョコレートケーキを見るような目でラズベリーを見ているからという理由ではありません。いや、もしかしたら似た者同士ということで、気持ちが通じ合うと思っているのかもしれません。この大きな世界で、こんなに小さいカメでいるのも簡単なことではないでしょうから。警戒しなければならない捕食者はたくさんいます。たとえば-シャチとか?
こんな小さなカメが捕食者の心配もせず、じっと小さなラズベリーを眺めているのですから、せめてその間だけでもこの小さな命を守ってあげたい!
アイルランドのビーチでの珍しくもない光景
これまでにビーチで、壊れたフリスビー、捨てられたペン、思いつく限りのプラスチック製品を見てきましたが、こんなに巨大な流木に出くわしたことはありません。この流木はインスタグラムに載せる価値があるほどの大きさですが、一体全体、どこから流れ着いてきたのでしょうか。
写真の背景となっている山の上には木が見えます。ひょっとしたら何年も前に、てっぺんから落ちた木が、今になって岸に流れ着いたのでしょうか。こんなことを想像するだけでも楽しめます。
さぁ、神様に祈ろう
あぁ、気が遠くなりそう…。こんなところでクシャミでもしようものなら、岩肌で窮地に立たされてしまいます。名前が「サンク・ゴッド・レッジ(Thank God Ledge: 神に感謝する岩棚)」だなんて、皮肉なのか何なのかも分かりません。自由に名前をつけてもいいと言われるなら、考えられるのは「オー・ゴッド(Oh, God: なんてこった)」くらいでしょうか。だって、口から出てくるのはそんな言葉しかありません。あと発することができるとしたら…ドキドキしすぎて過呼吸になった息くらいのものでしょう。
こんな手すりやフェンスもないところでフリークライミングをするアドレナリン・ジャンキー(スリルを楽しむ人達)に、岩棚の足の踏み場は12.5~30.5cmしかないということをきちんと知っておいてほしい。
チベタン・マスティフ、70kg以上の大きさ
四つ足で立っているのを見るだけでもこの犬の大きさが分かるでしょうが、隣の女性と比べるとその大きさは一目瞭然です。この犬はチベタン・マスティフという犬種で、中国やチベット、ネパールや中央アジアで見られ、昔はヒツジなど家畜の番犬としても飼われていました。
ふさふさと豊かな毛で、体長は84cmにもなります。平均的な体重が45~72.5キロくらいのこの巨大な犬は、飼い主への忠誠心が高いことでも知られています。もし大きなフワフワの番犬が欲しいのであれば、このチベタン・マスティフはどうでしょうか?
お母さんカバと赤ちゃん
カバはとても大きな動物です。一般的に、成長したオスのカバは1.5トン、メスであれば1.3トンほどもあります。こんなにも巨体であるにもかかわらず、実は俊敏で、時速50キロもの速度で走ることができます。一方、カバの赤ちゃんはとても小さく生まれます。
写真の赤ちゃんカバとお母さんカバを比べてみましょう。出産を控えたカバは群れを離れ、10~14日後に群れに戻ります。カバは水中で出産しますが、生まれたばかりの赤ちゃんカバはわずか25~50キロほどしかありません。
お腹を空かせた野生イノシシ、あらわる
これは野生イノシシです!この巨大イノシシとウリ坊達は、香港のゴミ箱をあさっているところを目撃されています。そして、このイノシシらがあさっているのは、他でもない小学校の隣にあるゴミ箱だったというから驚きです。この写真を撮った人が、小学校の近くに腹ペコの巨大イノシシが出没していることをすぐに通報しているといいのですが…。
野生イノシシはとてつもなく力が強いことで知られています。18~22キロ程度の岩を鼻先で動かしてしまうほどです。オスのイノシシの平均体重は75~100キロ近くもあり、その牙は12cmもあります。
ダイオウイカは本当に巨大…とてつもなく
時々こうしてダイオウイカが岸に打ち上げられ、海にはまだこんな生き物がいるということを思い出させてくれます。ダイオウイカのオスは13メートル、メスは10メートルもの大きさにまで成長します。
ダイオウイカの存在は長い間、古代の伝説とされ、1800年代に多くの科学者らがダイオウイカが岸に「座礁」していると報告をしていましたが、自然の生息地で撮影されて記録に残されたのは、2004年になってからのことでした。
耐衝撃性のガラスで安全…なはず
さてさて、こんな恐ろしい怪獣を捕まえようとする人がいませんように!このワニが何を捕まえて食べようとしたって、こんなに巨大な姿を目の前にした動物は、相当な恐怖におののくに違いありません。
この写真のガラスタンク内に入っている女性はちっともワニを恐れていないのか、もしくは初めての経験でウキウキしているだけなのかもしれません。でも、これを見ている方は怖くてたまりません。もし何か起こったなら、間違いなく彼女はワニの餌となってしまいます。幸い、こんな光景に出くわすことは滅多にありませんが…。
巨大ウォンバット
この女性が抱えているウォンバットは、一般的なウォンバットよりも明らかに大きいのが分かります。おそらく女性と変わらないほどの大きさでしょう。こんな巨大ウォンバットに出くわしたら、それこそ恐れおののいてしまうでしょう。
これはもはや、ポケモンといっても通用するかもしれません。何か特別な攻撃方法とかっこいい名前があれば完璧です。もしこのモンスターに出くわしたなら、間違いなく数秒はその衝撃から立ち直れないことでしょう。
この心臓は何の動物の心臓だろう…
この写真に写っているのは、シロナガスクジラの心臓です。シロナガスクジラ自体がとてつもなく巨大な生物なので、心臓そのものが成人の何倍もの大きさだとしても何ら不思議はありません。
実は、この写真の心臓に限っていえば、フォード社が製造するフィエスタという小型乗用車と同じくらいの大きさです。 車と心臓が同じサイズだなんて!確かに、あんなに大きな体全体に血液を送るためには、このくらいのサイズの心臓が必要なのかもしれません。
あっても困ることはないもの
この写真にある2つの紙幣の塊は、同じ金額を100ドル札と、1ドル札で表したものです。大きな紙幣の山の方は、金持ちがクラブに持ち込んでばらまくお金の束でしょうか。一方、小さな紙幣の山の方は、カジノで一儲けした後の札束なのかもしれません。
どちらにしても金額は同じなので、どちらの紙幣の山でも違いはありません。唯一、違う点があると言えば、100ドル札の札束と違って、1ドル札だけの紙幣の山は数えるのが大変と言えるでしょう。
太陽の大きさ
西海岸から東海岸まで飛行機で移動するのに、どのくらい時間がかかるか知っていますか?思ったより結構時間がかかるので、それなら地球はなんて大きいんだろうと思うことでしょう。
実際はというと、地球の大きさは太陽やその他の惑星と比べると、割と小さい方なのです。そしてこの写真は何を表しているかというと、太陽の大きさを透明なボールで、中に詰まっている青いビーズで地球の大きさを表しています。青いビーズが数え切れないほど入っているのが分かるでしょう。太陽がこれだけ大きいから、夏はあんなに暑くなるのかもしれません。
この大きさを見て!
鳥が苦手だという人もいれば、偽物っぽいと思う人もいるでしょう。ただ、この写真を見ると、鳥類が苦手だろうと得意だろうと、世界最大と言われた鳥類の恐竜がいる時代に生まれてなくてよかったと思うでしょう!
この鳥は、少なくとも隣に立っている男性の4倍の大きさです。隣の男性もですが、もう3人くらいパクっと一飲みにできるのではないでしょうか。こんな鳥が縦横無尽に羽ばたいていることを想像してみましょう。どうやって餌食にならずに生活できるでしょうか。
巨大な石像
ルネサンス期からロマン主義までの芸術は、どれも興味深いものです。現代の芸術とは異なるし、なにより当時の芸術家らは異なる人生観を持っていて、現代のテクノロジーなど何もなかったのですから。
時代を問わず優れている芸術家の1人、ミケランジェロはダビデ像を作成しました。ミケランジェロがダビデを何倍の大きさにして作成したのかは分かっていませんが、もしダビデがこんなに巨大だったとしたら?ダビデ像は作業員が見上げるほどの大きさで、このダビデ像の修復など、何らかの手を加えるにしても、足場を組むなどしなければ何の作業もできないほどの大きさです。
この巨大なかぎ爪!
あったかい夏の日、公園を散歩しているときのことです。鳥たちのさえずりが聞こえ、リスが木に登っていきます。とそのとき、どこからともなく羽音をさせて鳥がおりてきます。
それはお腹を空かせたワシのようです。ワシは急降下したかと思うと、鋭い大きなかぎ爪でネズミを捕まえて飛び去っていきます。この写真のかぎ爪を見れば、ワシがどうやって小型犬ほどの大きさの獲物を捕まえることができるのかも納得です。おそらく幼児くらいの大きさだったとしても、うまく捕まえることができるでしょう。
信号に注意!
そう、いつも運転するときには、こういうものが上にぶら下がっているのを見ながら通り過ぎているのですが、いつもはかなり上の方にあるため、信号が実際にはどのくらいの大きさなのか考えたこともないでしょう。この写真を見ると改めて、その大きさに驚かされます。
いつも見ている信号がこんなに大きいだなんて。こんなに大きい信号はしっかりと固定されていなければなりません。こんな巨大な信号が落ちてこようものなら、すべてがつぶされてしまうからです。車の上にでも落ちようものなら、ぺっしゃんこになるのは避けられません。
これ、食べたいと思える?
さぁ皆さん、塩のご準備を。最大のカタツムリを捕まえたのでご覧ください。小さなカタツムリが水滴のついた草の上を這っているのは見慣れているでしょうが、もしこんなデカイのを見つけてしまったなら、一瞬とまどってしまうでしょう。
この写真の女性は、片手で持っても平気なようです。これだけ大きいと、普通のカタツムリよりも速く進めるのでしょうか。それとも逆に遅くなるのでしょうか。エスカルゴのように、カタツムリを食べたい人から速く逃げるためにも、速く移動できた方がいいのでしょうけども。。。