日本に住んでいる私達にとっては、お寿司やハローキティが至る所にあったり、トイレに様々な機能が設置されていることなんて、ただ当たり前の風景だ。しかし、これらの日本独特の文化は、海外から来る外国人にとってはとても魅力的であり、彼らを夢中にさせる。
日本文化の中には、アメリカでよく知られているものももちろんある。たとえば、スーパーマリオは、キノコの国に住むイタリア人配管工で、人にカメの甲羅を投げつけたりすること。ただ、うんこカフェ、耳そうじサロン、様々な種類の自動販売機などは、まだまだ太平洋を越えていない日本の文化のようだ。もしかしたら、あなたも知らない日本の一面があるかもしれない。
現実世界のマリオカート
渋谷などにいると、一度は嫌でも目にしたことがあるだろうマリオカート。マリオ好きな外国人からしたら、好きなキャラクターに紛争して、自分のゴーカートに乗り、道を走ることができるなんて、まるで夢のような体験なのだ。
私達日本人からしたら、どんなに可愛いマリオのキャラクターだって、平日の昼間に交通渋滞を引き起こされたら、溜まったもんじゃないけども。
信頼の上に成り立つ商売
都会では、見なくなったこの無人農園システムも、観光客の彼らからしたら、とても感動するシステムの一つだそうだ。万引きや窃盗が当たり前にある治安の悪い国では、人の信頼性の基に成り立つ日本の発想が素晴らしいと大絶賛されている。
都会では、このシステムが消えつつあることから、その管理体制は、今も成り立っているのかは謎だが、他国から尊敬されるこの日本の良いところは、今後も継続できることを願っている。
世界一高価な果物
意外に知らない人が多いかもしれないが、日本は果物の値段が高いことで有名だ。贈答文化が盛んな日本では、お呼ばれに、ケーキや手の込んだデザートではなく、最高級の果物を持参することも多い。最高級の果物は、甘みやジューシーさを最大限に引き出すために、丹念に栽培されており、値段もなかなかのものだ。
メロンは、およそ1個あたり15,000円、ぶどうは1房60万円以上するものまであるので、南国フルーツが毎日食べられる地域の外国人からしたら驚きだろう。
変わった形のスイカもチェック
日本人は、変なものに大金を払うというのも、外国人の印象にあるのかもしれない。この写真のような四角、三角、ハートの形をしたスイカに、8万円も払う人がいるのだから。これらのスイカは、特別な型枠に入れられて栽培されるのだが、完璧な形ができるまでに何年もかかることがある。さらに、市場に出回る数は少なく、味もかなり美味しいのだ。
だからこそ、人々はこれらの技術と味に価値を感じ、お金を支払うのだ。しかし、日本のようにこうやって果物を扱う国は、他にはないのも事実なのだ。
耳そうじの専門サロン
耳そうじには、実は綿棒を使わない方がいい、と言われているのを知っているだろうか。また、狭くて小さな耳の穴は、自分で掃除するのはかなり困難であるのも事実だ。
そんな人々の思いから日本には、耳そうじサロンというものが出来た。もちろん、あまり一般的ではないが、耳そうじを次のレベルへと進めているのは確かだ。こうしたサロンでは、綿棒よりも安全なツールを使い、耳そうじのプロが耳をきれいに掃除してくれる。もし耳垢とりを人に頼むのが怖くないのなら、一度訪れるのもいいかもしれない。
ウサギだらけの島がある?
竹原沖からおよそ3キロ離れたところに、大久野島と呼ばれる小さな島がある。この島には、どうやら多くの野生ウサギが繁殖しているらしい。そして、ここは外国人にちょっとした人気の観光地なのだ。
どうやら第二次世界大戦中に、旧日本軍がウサギを使って化学兵器を試し、終戦後に実験に使われなかったウサギをそのまま放したという説が濃厚で、その結果、ウサギは自然と増えていったようだ。日本人の私達が行っても、楽しめるかもしれない。
ありとあらゆる種類の自動販売機
東京では、至るところに自動販売機が設置されている。これは、私達からしたらさほど珍しいことではない。しかし、その品揃えとクオリティには、私達も時々驚くことがあるだろう。ラーメンからコーヒー、ビール、タバコ、さらには傘まで、何でも自動販売機で買うことができるのだ。
タバコは、必ずコンビニなどの人が立ち会っている場所で、身分証明書付きでしか購入出来ないアメリカと比較したら、このシステムはかなり画期的なものと言えるだろう。
口にすると死んでしまうかもしれない魚
フグは、日本の高級魚だ。しかし、フグには致死量相当の毒があるため、熟練の調理師のみがさばくことができるのは、日本であれば常識である。
調理師は、食べられる身の部分に毒がつかないよう、慎重に有毒な部分を取り除かなければならない。フグの肝臓は、多くの食通をうならせるほど美味であるとされるが、1984年には、最もフグ毒が含まれている内臓を出すことは禁じられた。これほどまでに、決死の覚悟で食べなければならない魚を好むのは、日本独特の文化なのだろう。
閉所恐怖症でないなら、カプセルホテルにトライ
試したことのある人は、ご存知かもしれないが、人は本当は必要最低限のスペースで生活できることを実感するのがカプセルホテル。外国人からしたら、このSF映画のような体験をするために、狭いスペースに体を押し込み、寝泊まりできるのは、なんとも不思議な文化の一つなのであろう。
また、一泊あたりの宿泊費も安く抑えられるということから、観光客には、とても人気だ。しかし、閉所恐怖症には耐えられない環境だと思うので、人を選ぶだろう。
メイドカフェでミルクセーキを飲もう
メイドカフェももちろん人気の日本の観光スポットだ。日本人は、大のコスプレ好きと知られているようだが、そのコスプレをレストランにしてしまう発想は、私達でさえ少し驚いたであろう。こうしたカフェでは、ウェイトレスがメイドに扮し、客を主人と見立て、あたかも家に帰ってきたかのようにふるまってくれるのだ。
メイドはたいていペチコートやエプロンドレス、ひざ丈のニーハイストッキングを着用している。他にも、外国人には驚きのコンセプトカフェが日本には存在する。一体、それはなんだろうか?
フクロウカフェに行こう
ネコカフェは、実は日本で始まり、世界中の都市に広がった。しかし、その後も日本はさらに一歩進み、原宿にフクロウカフェをオープンさせた。今では、フクロウのみならず様々な動物に特化したカフェが、日本各国にオープンしている。
カフェでコーヒーやお茶を楽しみながら、可愛らしいフクロウに触れられる、この場所は最高の癒しだ。まだ、行ったことがなければ、一度は訪れてみることをオススメする。
トイレ機能の充実性
日本には、世界で最も精巧かつハイテクなトイレがあると言われている。多くの外国人は、こんなにもたくさんのボタンがトイレに付いてくることにかなり戸惑うらしい。お尻をきれいにしてくれるボタンやビデ、便座温め機能、脱臭機能など至れる尽くせりなのだ。
しかし、このような機能に感謝する一方、日本語の読めない外国人にとっては、時折罠になったりもする。決して、流すボタンとお尻を綺麗にしてくれるボタンを押し間違えないように。
日本はいつも想像以上
商品の宣伝の仕方も日本は、とても大胆だと言われている。これは、ガチャピンとムックがが電車で通勤している様子を、宣伝を込めて行ったもののようだ。私達なら、これがなんのCMだったかすぐに思い出せるだろう。
これを見たレディットユーザーの/u/coherentplanetによると、「このキャラクターは、4LTEの高速インターネットを販売するワイヤレスTELCOのマスコットらしく、この広告は駅中のあちこちに貼られ、テレビのコマーシャルにも出てくる、そして今電車にも乗っている」と信じられない様子で投稿をシェアしたようだ。
オールインワンの商品
少し前に流行ったこの美容製品は、その機能性の充実っぷりに外国人は驚きを隠せないよううだった。顔ヤセ、しわ取り、アンチエイジングに効果があるとして販売されていた、この商品は、(効果があるかはわからないが)オールインワンの商品と言われ話題になった。
デイリー・メール誌のレポーターがこの製品を試してみたところ、「太ったように感じた頬の肉が、引き締まったように思える」という感想を述べている。しかし、いくら効果があると言っても、これを試している姿は決して他人には見られたくないだろう。
うんこカフェで便器の形のマグカップ
今はもうなくなってしまったようだが、日本にはモダントイレと呼ばれるレストランがあっった。客は、イスの代わりにトイレの形をしたイスに座り、食べ物はトイレや、便器の形をした皿やボウルで出される。
ここに行けば、男性用小便器のような形をしたカップで、チョコレートのソフトクリームを食べることだって可能だ。このカフェが日本独特の発想だと思われるのは、いかがなものかと思うが・・・。
寄生虫博物館はいかが?
東京の中心にある目黒寄生虫館には、およそ61cmものサナダムシを含む、300点もの虫の標本が展示されているのをご存知だっただろうか?ここは、寄生虫の多様性について学べる博物館だが、この博物館に行く前や後に、ラーメンなどの麺類を食べる予定は入れないようにした方がいいかもしれない。
この一見奇妙な博物館は、海外からの観光客に大人気だ。入館料は完全に無料なので、(もし、こういうのが苦手じゃないなら)あなたも楽しめるかもしれない。
ザ・ロックアップ: 監獄レストラン
ザ・ロックアップは、日本に13店舗を持つ監獄をテーマにした、チェーンレストランである。コンセプトレストランというのは、日本に多くあり特にこの監獄を意識下レストランは、観光客に大人気だ。彼らの目当ては、決して提供される食べ物ではない。
レストラン全体に精巧なインテリアが施されていて、照明は暗い上、手錠や、小さなギロチンが用意されている何とも言えない雰囲気が彼らを魅了するのだ。ウェイターは、警察官に扮しているため、まさに囚人気分を味わえてしまうのだ。
全身タイツはちょっとしたブーム
全身タイツは、ぴったりしたスパンデックスかナイロン製のボディースーツだ。こうした全身タイツを作る会社はたくさんあるが、Morphsuits社は、この全身タイツブームから積極的に一線を画したいようだ。
全身タイツを着て街中を歩き、身バレ(素性が分かること)を防いだまま注目を集めることを楽しむ人々で、全身タイツ文化ができている。
この写真のキャラクターは…寿司?
このマスコットを見つけてきたアメリカ人は、すごい。というのも、私達日本人でさえ、このマスコットが何なのか分からない。しかし、アメリカのとある記事では、日本のキャラクターマスコットの再現率は、とても高いと評価されている。
どうやらこのマスコットは、後ろにネタを背負っていて、お腹に再現されているのは、米粒の寿司のようだ。しかし、正直私達からしたら、ちょっと失敗したマスコットにしか見えないが・・・