大型のネコ科動物と聞いて、あなたは何を想像するだろうか?もちろん多くの人があの猛獣の王、ライオンだろう。そして、そのライオンにあなたは、どのようなイメージがあるだろうか?怖くて、恐ろしい?しかし、そんなライオンも、やはりネコのようにフワフワで可愛いのには変わりない。普段は威厳があり冷酷に見えるこの動物も、ネコの一種であることに変わりはないのだ。そして、時には、本当に単なる特大サイズの仔猫のようにふるまう。
ライオンの他にも、箱の中でくつろぐヒョウ、トイレットペーパーで遊ぶオセロット、頭がつっかえてしまったチーター、こうした大型のネコ科動物が、まるで飼い猫のようにふるまっているのを目にすれば、ペットとして一匹飼いたくなってしまうかもしれない。さぁ、彼らの意外な一面に一緒に癒されよう。
丸まればぴったり
ネコの箱好きの噂は、大型のネコ科動物においても一緒だった。ネコ科の動物は、捕食動物から隠れたいという本能的な欲求によって、箱に入り込んでしまうらしい。しかし、ジャガーは、自身が捕食動物であるのに、なぜ段ボール箱に入ってしまうのだろう。
単純に答えると、おそらく快適に眠れる場所が欲しかったのだろう。動物園のジャガーにとっては、段ボール箱は贅沢品なのだ。普段は、俊敏で獰猛なジャガーを頭に思い描くかもしれないが、段ボール箱さえあれば、彼らだって箱の中にすっぽりおさまる可愛い猫だ。
箱が小さすぎたって…
もし、大好きな段ボール箱が小さすぎたら?そんなの関係ない。箱が小さすぎたとしても、大型のネコ科動物はその上に体を横たえ、暖かい日差しを浴びるのだ。箱とお昼寝を同時に愛する気持ちは誰にも止められない。
飼い猫のように、トラは毎日日陰で横たわり、16~20時間程度眠っている。この大型の捕食動物も、居心地の良い時間を楽しんでいるようだ。もちろん、この段ボール箱のベッドで寝ているトラは、決して起こしてはいけない。
「どちらまで?」
どうやら百獣の王にも戦車が必要なようだ。このライオンの戦車は、たまたま誰かがライオンのエリア内に残した緑色の手押し車。この大きなネコが乗っている限り、誰もこの手押し車を取り戻すことはできないだろう。
ライオンの社会では、雌ライオンが数頭で狩りを行う一方で、雄ライオンは後ろに控えてくつろいでいる。ということは、この手押し車は、ライオンの玉座である可能性も大いにある。ただし、雌ライオンが獲物を捕まえて戻ってくるまでは、の話。
ボール大好き!
この獰猛に見えるホワイトタイガーの名前は、ゼブだ。お気に入りの大きな赤いボールで遊ぶのが大好きなようだが、ボールで遊んでいるところを見ると、抱きしめたくなるくらい可愛らしい。こうしてボールで楽しく遊んでいるところを見ると、大きさに関わらず、ネコはどこまでいってもネコなのだということを証明している。
この巨大なボールは、馬房のボールで、馬房内に入れられた馬用に作られたものだが、トラの鋭い牙にも耐えられる唯一のボールだ。このゼブ、立派な毛並みを持つ、とてもゴージャスなネコのようだ。
ティッシュの誘惑に勝てるネコはいない
フロリダ州ビッグキャット・レスキューの従業員がトイレットペーパーを囲いの中に置いたところ、その結果は誰もを楽しませることとなった。ボブキャット、オオヤマネコ、サーバル、そしてオセロットのすべてがトイレットペーパーをかっぱらって、ボロボロにしてみせた。まるで家のネコを見ているようだ。
大型のネコ科動物が新しいおもちゃを目にした瞬間、それで遊ぶというのは、動画で何度も撮影されているほどよく知られている。大きなネコたちが遊んでいるのを見て楽しくない人などいない。ただし、おそらく、ボロボロになったトイレットペーパーを片付けなければならない清掃員を除いては。
カメラの前で、ハイ、ポーズ!
家で飼われているネコが、しょっちゅうお腹を見せて寝転がっていることをご存知だろうか?このライオンも同じことをしている。お腹を見せて寝転がるのは、そのネコが安心しきっており、注意を向けてほしいと思っているときだ。もしこのライオンが人間の言葉を話せるとしたら、「ねえ、遊ぼう!」と言っているに違いない。
どうも、このライオンはカメラマンと遊びたがっているようだ。このおねだりに誰がダメだと言えるだろう。もし、およそ300キログラムものフワフワな巨体に鋭い爪がついた物体が飛びかかってくることに耐えられるなら、次にすべきことはお分かりだろう。
...大丈夫?
2013年、ユーチューバーが投稿したのは、段ボール箱に頭を突っ込んだまま、抜けなくなってしまったチーターの動画だ。「まるでおバカな仔猫が遊んでいるみたい」と説明文にはある。動物園の従業員などは、大型のネコ科動物に段ボール箱を与えると、どんなことになるのかすでに分かっているはずだ。
ネコが何かに顔をこすりつけるとき、そこに自分のにおいを残している。いわゆる「マーキング」だ。もしかしたら、この写真のチーターは、この段ボール箱が自分のものだと主張しているのかもしれない。もし頭が抜けないのであれば、間違いなく、この段ボールはこのチーターのものだ。
肉球が痛いとき
さて、この写真は動物園の飼育係がライオンに足マッサージをしている微笑ましい写真だ。この飼育員は、アレックス・ラレンティ。ラレンティはこのおよそ250キロのライオンを信頼して、たてがみにブラッシングをしたり、体を洗ったりしてやっている。このライオンはジャムゥ、8歳の雄ライオンだ。
ラレンティがテレグラフ誌に語ったところによると、ライオンと信頼関係を築いて6年以上になるが、たいていの場合、ライオンにこんなふうにマッサージをすることはなかなかできないそうだ。我々は、ラレンティのようにマッサージをすることはできないが、このライオンの可愛さを楽しむことはできる。ジャムゥの嬉しそうな顔といったら!
「吾輩は人間である」
中には、食べ物をもらうために何だってするネコもいる。モーハンと呼ばれるこのホワイトタイガーは、ミルクをもらうために人間のように立つことができる。立ってみると、飼育員と同じくらいの高さに!ネコ科動物がこんなふうに立てるなんて知らなかった?なんともっと興味深いことがある。
ネコは自身を大きく見せるために立ち上がる。たとえば家で飼われているネコの場合、立ち上がることで捕食動物などに捉えられないようにしている。モーハンのような大型のネコ科動物の場合、ひょっとすると、飼育員と肩を並べて対等だと思いたいのかもしれない。
おもちゃ大好き
家で飼われているネコ同様、大型のネコ科動物だって、精神的な刺激が必要だ。クーガーにタイヤのおもちゃをやると、喜んでそのおもちゃで遊ぶ。これらの大きなモフモフ動物には、大きめのおもちゃが必要だ。
他のネコ科動物と異なる点としては、クーガーは吠えたりすることができない。クーガーは、それこそペットのネコのように喉をゴロゴロならすだけだ。そのため、そう、クーガーはこのタイヤのおもちゃに噛みついたりして遊びながら、喉をゴロゴロならすのだ。そんなの可愛すぎるとしか言いようがない!
トラだって、お腹をなでてほしい
トラのお腹をなでてみる?トラがこの写真のように甘えてくれば、断るのは至難の業だ。一般的に、特に飼育員などに対して、トラは遊び好きの性質を見せてじゃれるという。どんなに獰猛な一面を持ち合わせていたとしても、やっぱりなでられると嬉しいようだ。
動物行動学者のルイーズ・ドルフマンによると、トラは大型のネコ科動物の中でも、最も感情や愛情を表す動物であるらしい。だから、こんなにお腹を見せて、なでてもらいたがっているのだろう!写真の女性が喜んでいるのも無理はない。
レーザーポインターも追う
実際のところ、大型のネコ科動物も、家の飼い猫のようにレーザーポインターを追い回すのだ。前出のビッグキャット・レスキューは、ライオンやトラ、ヒョウが夜にレーザーポインターを追ってジャンプしている様子を撮影した動画を投稿した。大型のネコ科動物らがレーザーポインターで遊んでいるのを見るのはとても面白い。
ビッグキャット・レスキューの広報部長のスーザン・バスは言う。「ネコ科動物らは追わずにはいられないのです。レーザーポインターを壁に向けたり、何かの下にしたり、家の飼い猫にやるのと同じことです。」大型のネコ科動物らの居住エリアに入ることなく、安全に遊ぶのに、これは最高の方法だと言えるだろう。
食べ物も分け合って
タイのカンチャナブリにあるタイガー・テンプルでは、カメラマンのヴォイチェフ・カルカが、僧侶がトラと食べ物を分け合っている様子を捉えている。「タイガー・テンプル(トラの寺院)」という名前は、僧侶がトラの世話をしている様子からしても、ぴったりだ。
トラは、タイや中国など、アジアの国々であがめられている。さらに、トラは数世紀にもわたって人と関わって暮らしている。この写真のように、僧侶の周りで安心した様子の大型のネコ科動物が、僧侶の食べ物を食べようとしているのも、何ら不思議ではない。
くつろいで観察するのは大型のネコ科動物も同じ
ネコが隅っこでくつろいで、人間を観察しているのを見たことがあるだろうか?このクロヒョウらはリンカーン・パーク動物園で同じことをしている。さらに良いことには、段ボール箱に入っているのだ。この写真ほど「家の飼い猫」のようであることを主張するものはないだろう。
箱は、大型のネコ科動物に温もりを与えてくれる。ネコ研究家で獣医でもあるマイケル・デルガドによると、ネコはエネルギーを消費していないとき、温まりたいのだという。クロヒョウにとって、この箱は毛布の下にくるまっているのと同じなのだ。
トラとかぼちゃ
大型のネコ科動物がかぼちゃと格闘している様子をインターネットで紹介されるのは、これが初めてのことではないだろう。ライオンはかぼちゃを運ぶし、ヒョウは噛みついたりする。そしてカラカルはかぼちゃに頭を突っ込む。この写真では、綺麗な毛皮のホワイトタイガーが巨大カボチャと楽しく遊んでいる。
どういったわけか、大型のネコ科動物らはかぼちゃをボロボロにするのが好きだ。かぼちゃがあれば、数時間もそのおもちゃで遊ぶことができるし、見ているこちらも「やだ~、可愛い~!」となる。10月になると、巨大カボチャとたわむれる大型のネコ科動物がユーチューブにあげられるのも無理はない。なんて素晴らしい秋の楽しみ方だろう。
水面をたたく
一般的に、大型のネコ科動物は、家の飼い猫のように水を恐れることはない。しかしながら、たとえ水が怖くても、家の飼い猫は浅い水場で水面をたたいて水しぶきをあげる。そして、これは大型のネコ科動物においても同じことだ。
飼育員らは、この写真のカラカルらが水面をたたいた後に、まさに家の飼い猫がやるように、前足をぶらぶらと振って、水気を飛ばそうとしている様子を動画におさめた。しかし、家の飼い猫と違うのは、大型のネコ科動物は移動や狩りのために泳ぐことを厭わないという点だ。トラが飼育されている場所では、よく池が設けられている。これはトラが水遊びが好きであるためだ。
昼寝の時間
うわさによると、科学者は本当にネコ科動物かどうかを確かめるために、段ボール箱を投げ入れてみると言う。そう、これは冗談だが、大型のネコ科動物は、家ネコと同じように段ボール箱が大好きだ。
この写真のカラカルは、これと決めた段ボール箱の中で昼寝をすることに決めたようだ。ネコが眠っているときには、絶対に起こしてはならない。飼育員はしばらくこの箱を取り戻すことはできないが、この可愛さを見たあとにも、まだ箱を取り戻したいと思うかどうかは甚だ疑問だ。
雪!
威風堂々とした大型のネコ科動物でいながら、仔猫のように遊び好き?ブロンクス動物園のこの写真を見ると、「その両方」を兼ね備えていることがお分かりいただけるだろう。この動物園のアムールトラは雪の中、思いっきり楽しく遊んだ。この鋭い爪と牙さえなければ、一緒に楽しむこともできたことだろう。
だが、ご心配なく。トラは雪の中でも生きていける。十分な水や食べ物、寝床などがあれば、沼や森、氷に覆われたタルガなど、トラはどこでも生きていけるのだ。雪の日など、この大きなトラにとっては、朝飯前だ。
愛情に満ちた目
家のネコが、飼い主であるあなたを無視せず、寄ってきたかと思うと、しばらく甘えてみせたときの喜びを味わったことがあるだろうか?これぞ、まさにこの写真の女性が感じている気持ちだろう、いや、それの30倍くらいだろうか。この美しいまだら模様のネコの飼育員をじっと見つめる目には、本当の愛情が映っているとしか言いようがない。
おそらく喉をゴロゴロ言わせていることだろう。我々も、このように大きなネコに甘えられてみたいものだ。
どうやって登ったの?
ネコを飼っている人の多くは、ネコが棚の上に上がっているのを見て、「どうやってそこまで登ったんだろう?」と思ったことがあるだろう。結局のところ、大型のネコ科動物も大差ない。このマウンテン・ライオンは、物理の法則に逆らって、この枯れ木に登ったようだ。
人がマウンテン・ライオンを見るときには、たいていの場合、マウンテン・ライオンがその人の後をついてきているということだ。このマウンテン・ライオンは、写真を撮られる随分前から、カメラマンをじっと見つめていたことだろう。幸いだったのは、このマウンテン・ライオンが木の上で家ネコのようにじっとしていてくれたことだ。
どこでも昼寝
ウッドランド・パーク動物園で、この生後2週間のユキヒョウは、初めての健康診断を受けた後、バケツの中でリラックスしている。今は家ネコのように見えるが、すぐに成長して33キロ前後になる。しかし、その事実があったとしても、この可愛さは変わらない。
成長したヒョウでさえ家ネコのようにふるまうのだから、ヒョウの子などはもっと家ネコのように見える。ヒョウの子はどこでも丸まって寝れるし、抱きかかえることだってできる。捕食動物だって、昼寝が必要なのだ。
大型のネコ科動物だって寄り添う
トロント動物園にて、この雌ライオンはパートナーを枕代わりにしている。家ネコは、信頼している人に頭をあずけて昼寝するが、ライオンも同じだと言える。ただし、ライオンは1日に20時間ほど眠る。
ライオンにはほとんど汗腺がないため、眠ることによって体を冷やし、エネルギーを保存している。ライオンは日が落ちて涼しくなる夜に活動を始めるため、よく動物園では、こうして昼寝をしている可愛らしい様子が見られる。
1頭よりも2頭の方が…
日差しの暖かいある日の午後、動物園で2頭のトラがそれぞれくつろいでいるが、何か珍しいものを発見した。何だろう?と思った2頭は、とりあえず、一緒に中に入ってみることにしたようだ。そして、この可愛いツーショットの出来上がり。
1頭の大型ネコ科動物が段ボール箱に入っているだけでも可愛いのに、2頭も?もう最高だ。この獰猛なトラたちが新たに見つけた宝物で遊んでいる様子は、もはや2匹の小さなネコにしか見えない。
プレゼントだ!
この写真で楽しく遊んでいるモフモフの動物は、ユキヒョウだ。トロント動物園に住むこのユキヒョウらは、クリスマスプレゼントを開けることに夢中だ。
動物園は、「当動物園の#12DaysofEnrichmentの一環として、ユキヒョウのエナ、キタ、マイロが特別なクリスマスプレゼントを楽しむ様子をご覧ください。」と、ユキヒョウらがプレゼントを開けている写真を公開した。まさに、家ネコがもう少し小さい普通サイズのプレゼントを喜ぶのと同じように、ユキヒョウらもこのプレゼントを喜んでいるようだ。
ネコはネコ
種類や大きさが異なると言えども、ネコはネコだ。この可愛らしいネコは、インドシナトラの子どもらだが、みんなで入れるほど大きい籐のかごの魅力にあらがえなかったようだ。
このトラの子らは、ドイツのベルリンにあるティアパーク動物園で生まれ、育っている。ここがこの子らの家なのだが、この写真からも、居心地がよく、気に入っている様子が分かる。
カジートが持つアイテムはコインと交換
これまた、ネコらにとってどれほど段ボール箱が魅力的なのかを証明している。この短毛のオオヤマネコは、快適な段ボール箱の中でくつろいでいるのは間違いない。
この写真は、カジートと呼ばれるネコ人間が出てくる、テレビゲームのスカイリムとオブリビオンを基にしたミームで使われ、一躍人気となった。ミームには「カジートはコインと引き換えにアイテムを売ります」と、写真に説明文が重ねられている。
ソファでくつろぐのは…
長い1日を終えて帰宅し、ソファに座りたくてたまらないのに、飼い猫がすでにソファを占領していたということはないだろうか?
この写真はまさにその状態だが、ソファの上に寝転がるのは小さなネコではなく、およそ90キロ以上の…トラだ。そして、誰もが、このトラをどかす当事者にはなりたくない。そう、床に座ればいいのだから…。そうしよう。
おもちゃの時間!
ネコ科動物が、おもちゃで遊ぶのが好きだということは周知の事実だ。どんなおもちゃでも…。たとえ、それが紐をつけただけのシンプルなものだったとしても、ネコは数時間それで遊び続けられる。百獣の王だって、おもちゃで遊ぶとなれば、例外ではない。
この写真は、成長したライオンが、まるで家ネコのように、おもちゃで遊んでいる様子だ。このようにはしゃいでいる様子を見ていると、一瞬、彼がジャングルで最も恐れられている存在だということを忘れてしまいそうになる。
ペロリ!
これぞ、まさしく「ありがとう」のチューだ。このトラは、飼育員が持ってきてくれたミルクにどれだけ感謝しているかを示したかったようだ。明らかに、トラはネコのミトンズやフェリックスのように、ミルクが大好きだ。
考えてみると、何をしてあげたって、家ネコから感謝されることはほとんどない。この巨大なざらざらしたベロが顔をなめたとき、どんな感じなのかを想像するしかない。
助けて?
威厳はどこにいってしまったのか。だが、ネコと同じくらい段ボール箱が好きだったら、いつかは、頭を突っ込んで抜けなくなってしまうこともあるだろう。このユキヒョウは、どうやら段ボール箱ではしゃぎすぎたようだ。頭を突っ込んだまま、抜けなくなって困っている。
顔を見ることはできないが、写真からも、今の自分の姿を恥じているのが見てとれる。
座っているだけ
大型のネコ科動物が、家ネコのようだという証拠がもっと欲しければ、この写真はどうだろう。左の写真は普通の茶トラ、右側は…(ずっと大きい)トラだ。2匹に共通点はないだろうか?
2匹とも、平然と後ろ脚で座っている。これはネコが遊んでいるときや、捕食動物を見つけたときなどによく見られる光景だ。
もうすぐ着くの?
これは滅多に見ることのできない光景だ。チーターを前座席に乗せた女性が、落ち着いて運転している。チーターの表情から、おそらく動物病院に向かっているのだろうと想像できる。これも、動物病院に連れて行かれる家ネコが見せる表情とまったく同じだ。
大きかれ、小さかれ、医者にかかるのが好きではないのは、どのネコにも共通して言えることなのだろう。
しっかり捕まって
体の大きさに関係なく、猫はいつでも遊ぶ準備は万端だ。ヘイディは、ロンドンの動物園に住むライオンだ。彼女は、いつもその茶色の袋の中に入ったお肉を取る為に、日々奮闘している。
実は、この位置に餌を置くのにも理由があった。飼育員達は、体の大きいライオンの身長を測りたかったのだ。何と画期的な方法だろう。近くにいるライオンのハイジもどうやらこのお肉を狙っているみたいだ。あなたの身体測定は、次ね!
大きくなっても身づくろいは大事!
母トラにベロで体をきれいにされながらも、この小さなトラの子は「ママやめてよ、人がこっちを見てるってば!」と言っているかのようだ。
母トラの言うことを、文句を言わずにきかなければならないといったことも含め、このトラの子には学ばなければならないことがたくさんあるだろう。このトラの子もやがて理解し、母トラに身づくろいされるのも嬉しがるようになることだろう。
ソファで遊びたがる
さて、この可愛さはどうだろう。ソファで遊んでいるのは、雌ライオンとカワウソ-ありえない組み合わせで、まったくもって珍しい。この2匹は、南アフリカの保護区域にいるのだが、そこで仲良しになったようだ。
ライオンのクマリはふかふかのソファに上がりたがり、これは家ネコとちっとも変わらない。少し他の家ネコと違う点は、友達の種類が少し豊富だということだろうか。